クリエイターにとって、作業をともにする「椅子」は相棒のような存在です。選ぶ椅子次第で、作業が効率化されたり、身体への負担を軽減できたりと、クリエイションに大きな影響を与えます。
しかし、クリエイターたちがどのような椅子を使っているのかを、実際に知る機会はなかなかありません。ぶっちゃけ、めちゃめちゃ気になりますよね。
そこで、『でみたす!』編集部では、R11Rに所属する総勢800名を超えるクリエイターに、椅子事情に関するアンケートを実施。愛用する椅子への思いを、写真付きで解説してもらいました。
SNSで人気を博す「あのクリエイター」は、どのような椅子を使っているのでしょうか?
クリエイターから熱い支持!二大巨頭チェア
椅子事情に関するアンケートにたくさんのご回答をいただき、その結果から「二強」と表現すべきメーカーが見つかりました。クリエイターがこぞって絶賛する、そのチェアの正体とは……!(編集部・鈴木)
blueさん
長時間の作業では、人間工学に基づいた椅子が必要になってきます。Herman Miller(ハーマンミラー)社の椅子は私の腰をぴったり支えてくれます。
か、かっこいい〜〜!!見ただけで心躍るデザインですね。くびれのあるデザインが腰にフィットして、座り心地も良さそう!
Herman Miller社の椅子は、今回のアンケートで最も回答が多かったアイテムです。安くても10万円程度の値段がしますが、さすが有名メーカー!。(編集部・鈴木)
ラリアット/rariattoさん
周りからの勧めで購入しました。他の椅子とは違う座りごごちです。いい椅子に座るのも大事ですが、運動も忘れずに!
Herman Millerの次に名前が挙げられていたのが、Ergohuman(エルゴヒューマン)社の椅子です。
反発性のある素材や腰部分のクッションを見ていると、「こいつになら背中を預けられる感」がすさまじいですね……!
「運動も忘れずに」というメッセージ、身に染みます。今から走ってきます。(編集部・鈴木)
職人の作品も!こだわり満載チェア
毎日使うものだからこそ、特別なアイテムを使うと作業のモチベーションが高まるの、分かります。使い込む過程も含めて、愛でていきたいですよね。(編集部・鈴木)
せの弁当屋さん
家具職人さんの作品で、10年以上使用しています。角が丸いところがかわいいです。
使用歴10年は、今回のアンケートでもトップクラス!家具職人さんの作品ということで、唯一無二の味わいを感じます。おっしゃる通り、全体的にまるみがあってかわいらしい。
クッションも角がないタイプなのが、統一感を持たせていて素敵ですね!(編集部・鈴木)
亀山鶴子さん
とにかく可愛い。座面がスライドするので座ったり立ったりするのも楽です。
亀山さんが愛用する、とにかくかわいい椅子は、国産ブランド・イトーキのvertebra03(バーテブラゼロサン)。背もたれが短いことで、だらけず姿勢よく作業できそうですね!
デスクの色味とも合っていて、とても素敵です。まさに「シンプル・イズ・ベスト」といった印象で、無駄のない洗練された雰囲気に憧れてしまいます!(編集部・鈴木)
コスパ抜群!長年の相棒チェア
「結局これが一番」ってなるもの、ありますね〜。価格はどうあれ、長年の相棒となったアイテムの価値って、もう計り知れません。(編集部・鈴木)
あささん
5〜6年使用していますが、クッションが内蔵されているので、今まで腰を痛めたことがありません!今後も愛用していきたいシリーズです。
これぞワーキングチェア!なデザインの、GXTRACE(ジーエックスティーレース)のゲーミングチェアです。Amazonでも高評価を得ており、日本でも多くの方が利用しています。
驚くべきは、その価格。かなりしっかりしたつくりですが、3万円以下で買えてしまいます。椅子ってこだわると高いイメージでしたが、これを機に私も作業椅子を買おうかな(今は座布団です)……。(編集部・鈴木)
アキヤレモンサワーさん
前傾チルト機能があるので前屈みの姿勢でも作業しやすく、長時間同じ姿勢で作業しなければならない方におすすめです◎
オフィス家具でお馴染み、オカムラの「Sylphy」シリーズです。オレンジと白の配色がかわいいですね!椅子の色が明るいと、なんだか気持ちも晴れやかに作業できそうで。
右の手すりの方が高いところ、アキヤレモンサワーさんのこだわりがちょっと見えた気がしました。(編集部・鈴木)
番外編・もはや椅子はいらない!?
こだわりの椅子があるクリエイターさんが多いなか、一方で「椅子を使わない」という声もちらほら……。私も椅子ではなく座布団で作業をしているので、ちょっとだけ共感できます。椅子以外の可能性、信じたいですよね。(編集部・鈴木)
ヤスタツさん
ボールが柔らかいのでお尻が痛くなりません。しかし、慣れると姿勢が悪くなりやすいので油断は禁物です。
バランスボールで作業……その発想はありませんでした!
しかし、意外にも、この回答が多くありました。身体に優しく、なおかつバランス感覚も鍛えられて一石二鳥ですね。家に眠るバランスボール、覚醒のときかな。(編集部・鈴木)
idoさん
首と肩がやられる人はスタンディングがおすすめです。前傾姿勢になりにくくなるので、負担を少なく作業できます。
座るのではなく、立つ。たしかに、絵を描くときってすごく縮こまった姿勢になってしまうので、いっそのこと立ってしまうの、アリですね!
私はずっと同じ姿勢でいるのが苦手で、どうしても作業を投げ出してしまうので、立って作業、実践してみます!(編集部・鈴木)
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