創作で満たす

【写真付き】現役クリエイターが語る「私のこだわりツール事情」総集編

2024.03.21
  • 鈴木 樺恋

  • オバラ ミツフミ

  • 本人提供

目次
INFORMATION
でみたす!編集部
本記事は、クリエイティブスタジオ・R11Rに所属するクリエイターに実施したアンケートをもとに製作されたコンテンツです。クリエイションにまつわる「気になるあれこれ」を明らかにしていきます。今回は、クリエイターの作業ツール事情について!

ひとくちにクリエイションと言っても、使うツールは人それぞれ。ツールごとに特性があり、環境や求める性能で、使うものは異なってきますよね。クリエイターのみなさんはどんな基準で、使うツールを選定しているのでしょうか。

しかし、クリエイターたちがどのようなツールを使っているのかを、実際に知る機会はなかなかありません。ぶっちゃけ、めちゃめちゃ気になりますよね。

そこで、『でみたす!』編集部では、R11Rに所属する総勢800名を超えるクリエイターに、ツール事情に関するアンケートを実施。使用するツールへの思いを、写真付きで解説してもらいました。

SNSで人気を博す「あのクリエイター」は、どのようなツールを使っているのでしょうか?

どんな場所でも持ち運びやすい!iPad派

今回のアンケートで最も多く回答をいただいた「iPad」派。その魅力は他のツールとは一線を画す「手軽さ」にありました。

私もiPadユーザーですが、あの使用感は唯一無二だなと感じます。(編集部・鈴木)

haoさん

PCよりも素早く起動でき、自由な場所と姿勢で制作できる点が魅力的です。



イラストも置き物もかわいすぎますね。リンゴと熊さんの組み合わせがまた……。すみません。話が逸れました。

iPadに台をつけていたり、ペンシルも工夫してあったりと、自分好みにカスタムしているところが素敵です!(編集部・鈴木)

すり餌さん

どこにでも持ち運びでき、楽な姿勢で描くことができます。また、直接画面に描いていく感覚が、アナログから入った身としては描きやすいです。



すり餌さんはソフトにもアナログ感のあるものを選ぶなど、「アナログらしさの再現」を求めるこだわりを感じました。

iPadは親しみのある描き心地なので、デジタル入門にピッタリかなと、個人的にも思っています!猫ちゃんかわいい。(編集部・鈴木)

さらにスペックを求める方に!液晶タブレット派

iPadと液晶タブレット、どちらも液晶に直接描き込めるツールです。「何がどう違うの?」と思いますよね。

似て非なる存在ですが、液晶タブレットの特徴はパソコンに接続して使用する点。iPadのスペックでは物足りない方にオススメです!(編集部・鈴木)

藻前まっくさん

ペンタッチのレスポンスの良さ、レイヤーの多いイラストでもサクサク動く部分など、学生時代にPCで作業していたこともありますが、液晶タブレットが一番使いやすいです。



最高に絵が刺さります……。画面が大きく、機能も一目でパッとわかりやすいので感覚的に作業できそうですね。パソコンですぐプレビューが見られるのも、完成図を見るときに楽そうです!

「保存しよう」のメモは、なにかの教訓でしょうか……。(編集部・鈴木)

lemonteaさん

直接描ける感覚は、これに慣れてしまうと板タブ(ペンタブ)には戻れないほど快適です!

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配線を見せないことがこだわりというlemonteaさんのデスク、たしかにすごく綺麗にまとまっています!

タブレットの端についているのは左手デバイスでしょうか?左手デバイスにロマンを感じてしまうタチなので、ぜひ作業風景も見てみたいです。(編集部・鈴木)

姿勢が良くなる!?ペンタブレット派

ペンタブは手元を見ずに作業をすることができるツールです。前を向いて作業できるので、液タブなどに比べて姿勢が悪くなりにくいのだとか!

液晶だとなんか疲れやすい……そんな方は、ペンタブも視野に入れてみるといいかも。(編集部・鈴木)

周憂さん

液タブと違って腰が丸まらないのと、常に画面を引きで見られることが強みだなと思います。


かっこいい!!単純なので、画面がいっぱいあるだけで興奮してしまいます。たしかに、下ではなく正面の画面を見ることになるので、背中が曲がらずに良い姿勢で取り組めそうですね。

横にあるマイクらしきものも気になります……!(編集部・鈴木)

unknownさん

液晶タブレットの使用も考えましたが、使い慣れているペンタブレットを使用しています。Wacomさんの製品を使っていますが、部分ごとの販売もあるので長期的に使用しやすいです。

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イラストで参考資料をくださり、あまりの嬉しさに涙しました。あたたかみのある絵が沁みます。

ノートパソコンなので、気分で作業スペースはお引越しできるそう。パソコンの種類を変えれば、場所も縛られずに作業できるんですね!(編集部・鈴木)

番外編・複数のツールを使い分ける方も!

意外と回答が多かったのは、用途に応じてツールを使い分けるという意見。ツールにはそれぞれの良さがあるので、環境に応じて使い分けるのはたしかに合理的に思えますね。

クリエイターのみなさんは、どんな組み合わせでツールを使用しているのでしょうか?(編集部・鈴木)

万年喪服さん

さまざまなツールを試してきましたが、やっぱり画面の大きく描きやすいWacom Cintiq 22に落ち着きました。家のなかの別の場所で作業するときはiPad12.9、外出先ではiPad miniと使い分けています。

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おっしゃる通り、画面が大きくてダイナミックに描けそうですね!奥に見えるのが使い分け用のiPadでしょうか?

手軽さが武器のiPadと、性能重視の液タブ、うまく使い分けると作業の幅が広がるんですね!勉強になります。(編集部・鈴木)

Shiuさん

学生時代、絵を描きたくてスマホと友人から頂いたペンタブを使っていました。その名残で、今もスマホとペンタブを使っています。

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学生時代からのスタイルを貫いているの、素敵です。スマホをサブツールとして利用している方も多く、今はスマホも立派な仕事道具になる時代なんだと痛感しました。

私もスマホで絵を描いていた時代があったので、勇気をもらえます!(編集部・鈴木)

みなさんのご協力をお待ちしています

『でみたす!』は、「世界まるごと、クリエイションで、満たす。」をテーマに、クリエイターのインタビューやクリエイションが楽しくなる記事を配信しています。

コンテンツの制作を目的に、R11Rに所属するクリエイターさまには、定期的なアンケートを実施中です。

本記事の制作にあたり、たくさんのクリエイターさまにご協力をいただきました。引き続き、よろしくお願いいたします。

読者のみなさまからもアンケートネタの募集をしております。クリエイターに聞きたいことがある方は、#でみたすアンケート でX(旧・Twitter)に投稿してください。編集部メンバーがすかさずチェックしにいきます!

鈴木 樺恋

『でみたす!』プロジェクトマネージャー・編集者。コンテンツの企画・製作を担当。画塾で絵を学んだ経験から、「描く側のニーズも満たすコンテンツづくり」を目指しています。

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