キャラクターのイラストで、もっとも重要なパーツのひとつである「瞳(目)」。瞳の描き方次第で、キャラクターの表情やイラストの雰囲気が決まってしまうといっても過言ではありません。 一目見ただけで心を奪われるイラストは、たしかに瞳が印象的であることも少なくないですよね。第一線で活躍するイラストレーターのみなさんは、どのように瞳を描いているのでしょうか……。 そこで、『でみたす!』編集部の出番です。R11Rとパートナーシップを結ぶ、総勢900名を超えるクリエイターの中から、瞳の描き方が印象的なイラストレーターにインタビューしてきました。 印象的な瞳の描き方に悩みを抱えている人のヒントになるのはもちろん、ファンにとっては「こんな意識で書いていたんだ!」と“推し愛”が爆発すること間違いなしです。 |
乙女心くすぐられるキラキラな瞳
見た瞬間に、その輝きに引き込まれてしまう瞳たち。まるで宝石箱を覗いているようです。(編集部・鈴木)
甘春わすれ
自分が今1番可愛いと思える瞳になっているかいつも考えています。描き方が自分の中で確立してからも、自分で可愛いと思える瞳になるように微調整は欠かせません。
あまりの煌めきに圧倒されました。キラキラしているのに、実は線画自体はスッキリと仕上げられているの、とても計算されているのが伝わります。
個人的に、まつ毛もちゅるちゅるなのがスーパーキュートです。(編集部・鈴木)
瓜うりたさん
少し潤んでいるような透明感がでるように意識しています。
本当に濡れているようなうるうる感、素敵すぎますね。瞳のフチをあえて描かないことで、この濡れ感を演出できているのでしょうか。
キリっとした瞳ですが、どこか手を差し伸べたくなる、独特な魅力を感じます。(編集部・鈴木)
シンプルだけど魅力的な沼る瞳
スタイリッシュで無駄がなく、見れば見るほど沼っていく。真似したくてもこのセンスに追い付けない感に、さらに好きが増しちゃいそうです。(編集部・鈴木)
スドウ創太さん
瞳のサイズ、塗り方、ディテールなど必ずしもこう描く、と描き方を固定せずに新しい描き方を試しています。
おしゃれ〜〜!すっごくシンプルなのに、とてつもないレベルの高さを感じます。
この2つのイラストを見るとわかるのですが、たしかに瞳の描き方がそれぞれ違うんです。同じイラストレーターの、作品による違いを比べてみるのも楽しそうです。(編集部・鈴木)
リアルでも目指したい!憧れる瞳
イラストだけれどちょっと親近感があるような、身近にいる高嶺の花のような。実際に目指してみたくなる瞳です。(編集部・鈴木)
さめないさん
奥行きと潤いを感じるちゅるちゅる感です!ワントーン明るく鮮やかな色を瞳の下半分に入れてグラデーションを作ることが多いです。
かわいい〜〜!なんだか友達やSNSで見たことがある、「あの子めっちゃかわいいよね」と言われていそうな女の子らしさを感じます。
まつ毛の束間だったり涙袋の描き方だったり、実際のメイクでぜひ参考にしたいです。(編集部・鈴木)
メイキング付き!目が離せない魔性の瞳
キラキラながらも、かわいいだけじゃない、ちょっとドキッとさせられる魅惑的な瞳。この瞳に見つめられたら、ダメになっちゃいそうです……(編集部・鈴木)
藻前まっくさん
宝石のような輝きと、一瞬で目を引くような色使いがこだわりです。黒目や瞳孔の力強さであったり、グラデーション、ハイライトを細かく入れたりすることで、潤んだような可愛い瞳を意識しています。
貴重なメイキングをいただきました(大歓喜)。もはや自分には毎コマ奇跡が起こっているのかなという感じですが……。
ハイライトとテクスチャーを入れた瞬間、藻前さんのイラストだと分かるこの「藻前さん節」、さすがです。(編集部・鈴木)
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